上司の小言に動じない思考を手に入れよう
上司の小言にイライラする
事あるごとに
小言を言ってくる上司。
あなたの身近にもいませんか?
たかが一言ですが
腹が立ったり
やる気が無くなったり
あなたの仕事の
モチベーションを
ごっそりと奪ってくれる
上司の小言。
真に受けていたら
キリがありません。
イライラしたり
落ち込んだりと
湯水のように湧いてくる
ネガティブな感情は
あなたの心をすり減らし
仕事への集中力を
奪っていきます。
今回は
上司の小言に動じなくなる。
そんな方法を
ご紹介させていただきます。
この方法を
知っておくと
ネガティブな感情に
振り回されず
目の前の仕事に
取り組むことができます。
イライラする原因
上司に
小言を言われたときに
無意識に
湧き出てくる感情を
どうにかしようと
考えるから
余計にイライラしたり
不安になったりします。
本来向き合うべき問題は
自分の中の感情ではなく
実際に起こった出来事の方。
良い選択は2つだけ
言われてしまった
ことに対しての
良い選択は
2つしかありません。
・仕事で見返す(自分を奮起させる)
・受け流す(真に受けない)
よく考えれば
わかることなんですが
感情の力は強力で
湧いてくる感情に
振り回されて
ただイライラしたり
落ち込んだりする
悪い選択をとりがち。
小言を言われたことや
自分の人生に対して
まったく良い影響が
ないことは一目瞭然です。
このように
出来事が思考・感情と
混ざり合って区別が
つかなくなっている状態。
この状態を
心理学の専門用語で
「フュージョン」と呼びます。
フュージョン
フュージョン状態になると
・思考を
本当に起こった
現実のように感じる。
・思考を真実であると信じ込む。
・思考を
真剣に捉えて
最大限の注意を向ける。
・思考を
命令と捉え
自動的にそれに従う。
・思考は脅迫になり得る。
その状態から抜け出すための方法が
「脱フュージョン」です。
切り離して距離をおく
切り離して
距離をおくことです。
多くの人が
出来事を起点にした
自分の思考のせいで
苦しめられています。
思考は単なる
音、言葉、物語だと
認識できれば
自分で嫌なイメージを
作ることが無くなります。
不快に感じた
同じ出来事を
映画や小説などで
見たり聞いたりしても
不快な気持ちには
なりませんよね。
第3者の視点から
出来事を見ることが
できるようになります。
ただし出てくる思考全てに
脱フュージョンを
する必要はありません。
自分にとって役立つ思考
するか、しないかの
判断基準として
自分にとって
役に立つ思考なのか?
と考えてみましょう。
役に立たなければ
気にするだけ無駄ですし
役に立つのであれば
改善するための
行動を取ればいいんです。
仕事に支障をきたす
ネガティブな感情が
湧いたら
「脱フュージョン」
していきましょう!
切り離すためのワーク
脱フュージョンの
簡単なワークを
1つご紹介いたします。
実際、小学生でも
できる超簡単なワークです。
馬鹿馬鹿しいと
感じる方も
いるかもしれませんが
実際にやってみることで
効果を実感できると思うのでぜひ。
「私は~だという考えを持っている」
と付け足してみる。
例えば
「○○(上司)の小言にイライラする」と
「○○(上司)の小言にイライラする」と
10秒ほどできるだけ
事実であると
信じ込んでみる。
その後に
「私は~だという考えを持っている」
と言葉に付け足して
再び信じ込んでみてください。
どうでしょう。
少しだけ
距離が取れた感じがしませんか?
この感覚がとても大事です。
このワークを繰り返すことで
ネガティブな感情・思考が
ただの言葉だという事に
気付くことができます。
単なる言葉だと
わかれば何も
真に受ける必要なんて
ありませんよね。
抵抗したり逃げたりするから
余計に苦しくなるんです。
ありのままを
受け容れることが大事です。
ネガティブな感情・思考が
湧いたときは
「私は~という考えを持っている」
と付け足してみてくださいね。
まとめ
脱フュージョンは
今回のような感情だけではなく
その他の
感情・思考に囚われている時にも
使える方法です。
何か新しいことを
始める際に
湧いてくる感情・思考にも
めんどくさいと感じて
先延ばしにする時にも
使える方法です。
注意点として
脱フュージョンは
ネガティブな感情を捨て去る
という方法ではありません。
ありのままを
受け容れるために
出来事を
本来のありのまま捉えるために
行うものです。
生きていく上で
必ず辛い経験があります。
そこで生じる
ネガティブな感情・思考に
囚われずに行動する。
そこがこの方法の
本来の目的なんです。
この方法を身に付けて
自分の人生を
より良くしていきましょう!
この記事が
あなたの人間関係を
良くするきっかけに
なっていただければ幸いです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。